ウラコイ2 銀幕の旦那様













おばあちゃんから聞いた話


彼女は本当に私の母親だった

京都辺りのある小料理屋で働いている




私のお父さんとは
ずっと疎遠らしく連絡も1年に数回…











「いまさら何しに帰って来たのかい、」


「…ごめんなさい。母さん…美麗にもごめんなさい」




「…なんでもっと早く帰って来なかったんだい。美麗をほったらかしておいて…」



葉月さん…私のお母さんはつらそうな顔をしていた



「謝ってすむことじゃないのはわかってるわ。美麗じゃなく自分のことを優先して出てったのだもの…」



「…」



「でもようやく…美麗を迎えに来られるくらいにはなったわ…」




私は正直混乱していた

いきなり現れた母に母をせめるおばあちゃん



怒ればいいのか、泣けばいいのかそれすらもわからなかった








「……」
















母がいなくなったいきさつをポツリポツリと話し出した





父とは仕事ばかりですれ違っていた



そんな時気晴らしで行った旅行で
京都にある料理屋に行った


そこの味はすごく美味しく
思わず働かせて下さいと言ったらしい