ウラコイ2 銀幕の旦那様







自分が人よりすこしばかり
綺麗に生まれたのは薄々感じていた




告白はたまにしかされなかった
けど学年で一番格好いい人だった




でも真澄おばあちゃんは
私が綺麗な容姿を利用する事はあまり
気がすすまないみたいだった





中学生の時、告白されたと
言ったら嫌そうな顔をしていた


























「それから少ししてかしら、おばあちゃんに隠れてそのブルーウェーブプロダクションに連絡をとってたわ…」




ざさんと波の音がした。
私をしかる真澄おばあちゃんの声と重なる




なんでかしら、



「きっと私は愛されたかったんだとおもうわ。おばあちゃん以外の他人にだから、…おばあちゃんを裏切ってしまったの」


みちるはじっと私をみている




みるるは潤さんに似て人なつっこい顔をしてるけど

それだけじゃない

綺麗だ。


親しみやすい美人とはこの子の
ためにある言葉だと思うくらい






彼は多分みちるのそういうところを
好きになったのかもしれない




「美麗さん…、」



「ごめんなさい、続けるわ。それから高3になって進路を決める時期におばあちゃんに言ったの、プロダクションに入りたいって…」