ラブレターには丁寧に返事を
書き靴入れにいれておいた




「美麗~今日ひま?どこか寄って行かない、」


「ん~、なら新しく出来たお菓子屋さんにいきたいな」



「あ、知ってる知ってる。『さとう屋』さんでしょ~けって~い」




佳奈は嬉しそうだった。





















放課後 お菓子屋によりダラダラ
お喋りをした後家に帰った





「ただいま。真澄さーん」


「おかえり、ちょうどご飯出来たとこだから食べる?」





食べると私は 走って制服を着替えに行った



















「美麗、あなた将来はどうするか決めてるの?」


「うー、真澄おばあちゃんまで担任と同じ事言う。」



真澄おばちゃんは刺身をつつきながら言った



「で、決めてるの?」



「就職する、私勉強好きじゃないもの。なにか事務の仕事でもつこうと思うの…事務だったら土日休みだし」




味噌汁を飲んだあと私は
真澄おばあちゃんの目を見て話した



「…あなたにしてはマトモな進路先だね。わかったよ、役場の高橋さんにでも聞いておくよ」




「ありがと…。でも私就職先くらいは見つけるわ、自分の進路だもの」




はぁと真澄おばあちゃんは
大袈裟にため息をついた



「…まぁいいけどね、けどあなたが思うほど世間は甘くないよ」