「なにを言っても言い訳にしかならないわね…」
彼女はふと息をはいた
「…でも…」
「…」
立ったままでわたしは何も言えない
あの時ににている
父さんの葬式の時
彼女わたしをじっと見て何か言いたげだった
けど
わたしは話しすらしたくなかった
“お父さんとわたしを捨てたくせに”
よくも葬式に顔を出せるものだと思ってた
「…めぐみと仲良くしてくれてありがとう。あの子から聞いたわ…」
「…はい」
わたしが口をきくと彼女は少しだけ微笑んだ
「…」
「ごめんなさい…」
「…」
「話しを聞いて欲しいの、わたしがどうして潤さんを…置いていってしまったのか、」
美麗さんはイスに座った
部屋は広く顔をあげたら海がちょうど見える
彼女の座ってるイスはまるで狙ったみたいに景色が見える場所にあった
「…」
「みちる、」
「…事情はあったにせよきっと理解できない…です。あなたがわたしを置いて行った理由…なんか」
美麗さんは ただじぃとわたしを見る
目だけみたら小さな子どもみたいだ

