なにも言わなかったがふと微笑んだ ―結局人はひとりなのよね…。 誰かの言葉が頭に浮かんだ ひとり… タクシーは早くもなく 遅くもないスピードで走っていく 手は握ったままだった 離すわけじゃなくだけど 握るでもなく緩くつないだままで 見守ろう、彼女を それが俺の役割なのかもしれない… 〈目線終わり〉