ウラコイ2 銀幕の旦那様





「やめるってのはつまり結婚するのか?」



「あぁ…もしかしたら子供がいるかもしれないんだ、」




槌谷君の声は落ち着いていた




















「怜一さん」



「っ…弥生かよ。びっくりした」



怜一さんが楽屋に入るのを
見計らって後ろから声をかけた



「まぁはいれよ、しばらく人来ねぇから…待ち時間長くてつまらなくて死にそうでさ…」



「うん…あのね」




パタンとドアをしめる

「あぁ、」




「槌谷君との話聞いちゃった、ごめんなさい…」

「…別に構わねぇよ。おれはあとからお前に話すつもりだったし、手間が省けて良かったよ、」



タバコ タバコと怜一さんはポケットを探しながら言った



「…やめちゃうんだね。美麗さん」


「みたいだな、まぁ…仕方ねぇよ。みんなが皆夢が叶う訳じゃないし、なんか子供ができたらしいし、そういう普通の幸せてのもあながちいいんじゃねぇのか」



「そうだね、」



「…弥生お前タバコ隠した?ねぇんだけど…」




怜一さんは むすっとした顔をした




「マネージャーの藍川さんなら知ってるんじゃない?私、あの人と協力して怜一さんを禁煙させる作戦たてたもの」