ウラコイ2 銀幕の旦那様

じっとみる彼


まだほっぺたが赤い


優しい目







彼は綺麗なまま生きていく


わたしみたいに
汚い気持ちに支配されない


例え汚れても その汚れは
より綺麗になる為のもの


わたしには手に入れられないもの



優しい母に、厳しい兄


道を踏み違えるはずもない
彼の未来を羨ましく思った











同時に自分は汚いと改めて思った

汚いわたし。












わたしの気持ちを知らないで


あなたに理解なんかできないから…




分からないままでいい。

ずっと…



みんな


みんな











分からないままでいい



わたしの気持ちなんか…










本当の気持ち以外いらない



みぃと翔太君が呼んだ




「…みい、おれ外出たい」

「え……って無理だよ、風邪が悪化しちゃう…」



翔太君は いいと言った



「みたい。みぃと周だけ…おれだけ仲間外れだ。ずるい」
























仕方なくわたしは 彼と外に出た




「さむー…」


「ゴホッ…ゴホッ」



翔太君は咳をした


慌てて わたしの上着を着せようとしたら首を振った



「大丈夫だよ。こんぐらいでしなないよ、」