「んじゃ、いくよ。シーン50、スタ-トッ!」
海江田監督の声が響く…
瑠璃子が藤堂
先生に倉田先生を案内する
ちょっとぎこちないシーン
『どうしました…』
藤堂先生のぎこちない笑み…
翔太君うまくなったなぁ
瑠璃子役の一条さん
も戸惑う様子が分かる
『よっ、藤堂。久しぶり…』
市村さんが 軽快に出てくる
『なっ…、お前、久しぶりだなぁ…倉田。』
昨日の意地張る
様子が嘘みたい…
二人はとても友人にみえる
一条さんは 不安気に
藤堂先生を見てる…
瑠璃子は部屋を出る。
「はいカットー!一旦映像見るからね、集合してね…」
「……」
「大丈夫かぁ、槌谷」
「は、はい。大丈夫です、手が震えましたちょっと…」

