部屋に丁度ついたら電話が鳴った
「ちっ、誰。もしもし。なによ旬!」
「忙しかったのよ!…わざとじゃないわよ。」
美帆は 電話しながら
外の廊下に出ていった
工藤君かな…。
仲直りしたらいいのに
こんこんとドアが叩かれた
「はいは―い、…」
美帆かな…いや
早すぎるし…めぐみさんかな?
ガチャと開けた
「お疲れのところすみません。ちょっとお話出来ますか。翔兄の事で…」
「神田爽さん…、」
真剣な顔で私をみていた
私は彼女についていった
「…お話は何ですか?」
「あなた翔兄の彼女なんですよね。…隠さないでください!」
下の階におりた
私は中庭みたいな場所にいた
夜景がきれいに見える。
「えと…翔…神田さんから聞かれたのですか?」
「分かるの、翔兄ははぐらかしたけど。翔兄あなたをチラチラ見てる、話してる時も……」
「……」
「あなたも翔兄が好きなの!どこが…、なんで…?」
怒るように叫んでいる
「…爽さん。その……、ごめんなさい。でも、私はちゃんと神田さんを好きで…、」
「…聞きたくない。翔兄は誰かのものにはならないの!……ずっと」

