ウラコイ2 銀幕の旦那様




「…あんたの時は、神田弟が止めたわよね。今回は止めないのね…なんか、変な感じ、」



翔太君は監督のところに
行き楽しそうに話している


爽さんも笑っている



「いとこだからね。…いいじゃない、」


美帆はあきれたように
笑い衣装の人達のところに行った








女優になんかならなくていい…





またお前か…?





千広先輩…。








「休憩おわりーそろそろ撮るよぉ。」


海江田監督が
メガホンで叫ぶ声がした












今日の撮影は洋館内に
舞踏会セットを組んだつくり




舞踏会なのでそれなりに人がいる。





「……槌谷槌谷ぁ。1カメの調整やってくれねぇか、雨宮がいじっちまったみたいで」




「あ、わかりました。」








すぐにカメラに近付き調整をした



「…にしても中々華がある。さすが神田家だな、神田さん」


酒谷さんのダミ声がする




「そんなことないですよ。…あんまり爽をおだてないで下さい、調子に乗りますから」




近くにいる…んだ



カメラはとっくになおった



のに…わたしは振り向けない





「いやいや、でも目立つよな。なんとなくだけどさ」