丸くなった…か
そうかな…
神田さん甘えてるのよ…
ちぃ姉が優しいから…。
「…良かったね。妹ができて」
「…うん、そうだね。でも変な感じ一回り離れた妹がいまさら出来るなんて…」
「……変じゃないよ。何歳離れようが妹は妹だよ。…これは兄貴の受け売りだけど、」
妹…。か
不思議…
3年前のわたしは予想もしてなかった出来事が起きて
でも受けいれられて妹…めぐみさんと仲良くなった
「翔太君のおかげかな。」
「んー?何か言った」
「内緒…。」
「あ…あった、あった」
翔太君は 懐中電灯で照らした先には
ビニールハウスを大きくしたような建物があった
「ここ…?」
「ここ…入ろう。植物がちょっとあるけど」
翔太君はずんずん中に入っていく。
私もとりあえずついて行った
「うわぁ……大きいね。プールに天外ベッドがあるー、綺麗…」
中はどこかのお城の中庭みたいな場所だった
プールがあって、床はタイル張りで熱帯の植物がところどころにあった

