ウラコイ2 銀幕の旦那様





丸くなった…か
そうかな…




神田さん甘えてるのよ…
ちぃ姉が優しいから…。



「…良かったね。妹ができて」


「…うん、そうだね。でも変な感じ一回り離れた妹がいまさら出来るなんて…」




「……変じゃないよ。何歳離れようが妹は妹だよ。…これは兄貴の受け売りだけど、」






妹…。か

不思議…



3年前のわたしは予想もしてなかった出来事が起きて





でも受けいれられて妹…めぐみさんと仲良くなった




「翔太君のおかげかな。」


「んー?何か言った」


「内緒…。」









「あ…あった、あった」






翔太君は 懐中電灯で照らした先には


ビニールハウスを大きくしたような建物があった




「ここ…?」


「ここ…入ろう。植物がちょっとあるけど」





翔太君はずんずん中に入っていく。




私もとりあえずついて行った

















「うわぁ……大きいね。プールに天外ベッドがあるー、綺麗…」





中はどこかのお城の中庭みたいな場所だった



プールがあって、床はタイル張りで熱帯の植物がところどころにあった