ウラコイ2 銀幕の旦那様







「翔太君。なんで昨日寝たって嘘ついたの?一条さんと居たんでしょ…言ってたよ」



責めたくないのに
彼を責める言葉が浮かぶ





「それは…、理由がある…みちるさん。」





泣きそうな気持ちになった


翔太君は私の肩に両手を置いた



覗き込むようにみる









「…言わないんでしょ。いいよ、別に…」



「…何でそういう事言うんだよ」








「………」





あなたが好き…


あなたが
いてくれればそれでいい…







なのに何で?


きれいな気持ち
だけでいられないんだろう、







「……思われたくないじゃない。」


「…?」






翔太君は ん?と聞き返した




「そんな…面倒な女だって思われたくないじゃない。仕事なのに………嫉妬したりしたりして…。」




顔を手で覆う






嫉妬……

あの人にさわらないで欲しい…








それはわがままで
彼は俳優だからそれは無理で…




それがわかってるから
なんだか辛くてしょうがない。







「もっと面倒になってよ。俺も自信がなくなる…」



「…うそ」




「うそはつかないよ」