「チュチュ」





「ハムスター?」





今新羅さんの部屋をたずねている



なんか、お嬢様探しを手伝ってくれるらしい・・・・・




「なんでハムスターなんですか?」




「う~ん・・・・香佑がハムスター好きだから?」





新羅さんはなにやら本棚をイジっていた




なにか探しているらしい



俺は新羅さんが飼っているハムスターを観察していた





こちらを不思議そうに見ている目がなんともいえないほど可愛い




「え~っと・・・あ!・・・あった」



本棚から古い本を出してくるとその本を仕切りにめくっている



その姿は一瞬おかしい研究をしている人にしか見えなかった



・・・・なんて言ったら殺されそうだからやめとこう・・・・