でも…俺の目の前には、苦しそうにうずくまる美羽がいて。 苦しそうにしてるその姿に、我を忘れた。 「美羽… 美羽… 」 名前をひたすら呼んで… 美羽を抱き寄せた。 また… 泣いている。 俺は、美羽の目の前で唖然と立ちつくす男に目線を向けると、美羽の口を塞いだ。 離れることなく、塞いだ口。 美羽の呼吸が落ち着くのを待った。