大輔は目覚める事がないまま…
月日だけが流れて行った。
無事大学に入学した俺は、健と出会った。
イヤ… 俺が健を知らなかっただけ…
健は俺を知っていた。
「黒瀬君だよね… 俺、君とは長い付き合いになりそうだ。」
意味が分からなかった。
俺がシメタ奴にこんな男はいなかった。
「君に、助けてもらって事があるんだ。俺の友だちが」
健は笑っていたんだ。
俺がしてた事は単なる勘違いで…
弱い者いじめと同じものだと思うようになっていた俺を…
その笑顔が救ってくれたんだ。
俺がやっていた事で救われて人もいるんだという事実。


