「その手、離せよ。」 情けないほどに息切れ中。 ハァハァ言ってるし。 「ふざけんな。この子は俺が見…つ…け…た」 男の顔色が確かに変わった。 こいつ…俺の事知ってるな。 都合がいい。 この時ばかりは自分の顔の広さに感謝した。