美羽からの着信は、ドキッとさせられる。 普通なら喜ぶんだろうけどな… 出る前から、どちらかというと悪い予感みたいなのは働いた。 『鉄兄… もう無理みたい… 』 予感は的中。 泣き声で… 今にも消えてしまいそうな弱弱しい声。 「すぐに行く。待ってろ!! 」 俺は美羽には弱い。 何もかも無くしても美羽だけは守りたい。 失いたくないんだ。 いつか、満面の笑顔を美羽にプレゼントしたいって思うんだ。 美羽を悲しませる全ての事から美羽を救いたいって。