あたしの中で… 戸惑いと不安が混ざり合っていく。 「鉄兄…」 手を伸ばしても… 近いはずなのに遠い。 「健、美羽を頼む」 「あぁ… 鉄也お前は…??」 「ちょっと頭冷やしてくるわ。」 あたしに…優しい笑顔でほほ笑んで、背を向けた。 「鉄兄… 」 名前を呼んでも振り返ってはくれなくて… 「美羽…今は鉄也をひとりにさせてやれ。」 あたしを支えるお兄ちゃんの手に強い力を感じて… 何も言えなくなる。 このまま… このまま… 会えないなんてイヤだよ。