「この事件が原因でわたし達は別れた。鉄也を責めるのは筋違いかもしれない…それでも何も知らないあんたみたいなお子様と哲也が付き合ってる事が許せなかったの」
「幸子さん… 」
「あなたは、鉄也の過去を知った上でまだ好きだと言える?? 大学にも当時の鉄也を知っている生徒は何人もいるわ。 鉄也を恐れている人だって… 世間にはまだ恨んでいる奴だっているかもしれない… 今度はあなたが大輔と同じ目に会うかもしれない」
「それでも… あたしは…」
「美羽!!」
勢いよく開いた病室のドアは…静かな空間を壊して行く。


