「朝から見せつけてくれるじゃない。」
「あたしに何か用ですか??」
「へ――――、強がることだけは知ってるんだ。体震えているけど」
「車、停めて降ろしてください。 話しならちゃんと聞きますから」
「フ―――――ン。 話し聞いてくれるんだ」
「だから…降ろしてください。」
「勘違いしないでほしんだけど… あたし達は親切でやってあげてんの。あんたと鉄也は釣り合わない!! あんたは本当の哲也を知らないのよ」
「そんなの知りたくない。」
「ガタガタウルサイ!! 鉄也がどういう男か知った上でそれでも哲也のこと好きだって言えるかしら。」
「言える。」
「そう、すごい自信ね。それだけ自信があるんならちょっとの時間あたし達に付き合ってよ」
「どこに行くんですか??」
「鉄也の事がよーく分かる場所。」
車がスピードを上げて行く。
あたしの恐怖も限界に達してしまう。
鉄兄の過去なんて知らなくてもいいって思ってた。
知りたくて… 知りたくて…
大好きだから全部知りたくて…
それでも…知らなくていいって思っていたのに…


