「ワリ―。黒瀬君の知り合いだとは思わなくて…」 「返してもらおうか。」 「あっ。どうぞ」 あたしの手は自由を手に入れた。 「さっさ、行けよ。」 鉄兄の言葉にそそくさと消える男の人。 ちょっちょっと置いていかないで… なんて思ってしまうのは、鉄兄から感じるオーラがものすごく怖いから。 あたしが…悪いの?? 悪いんだよね… この場合… 怒られる!! 目をつぶって覚悟を決める。