「美羽… 聞いてくれるか??」
鉄兄の言葉にビクッと体が反応した。
「俺… 今無性に腹がたってる。 あの男にも… 美羽にも」
もう… 終わりって聞こえるよ。
分かっていた事…
あんな切なそうな笑顔も… あたしのせいだから…
「イライラして… どうしようもないんだ。 だけどそれは…美羽を好きだから… 好きすぎるからなんだと思う。」
何言ってるの??
意味…わかんない。
まだ、好きでいてくれるの??
好きだって言ってくれるの??
「ごめん…なさい。グスッ」
「おいで… 」
抱き寄せられた鉄兄の胸はいつもよりも温かく感じた。
あたしの中でいろんな感情が一気に込み上げてきて、鉄兄の胸は温かくて…
涙が止まらなくて… あたし今きっとブサイクで…
だから… 鉄兄の胸から顔上げられない。


