旧校舎に飛び込んだら… 確かに美羽の声がした。 声の方に走って走って… ドアを開けた。 「美羽!! 」 目には、想像してた通りの光景が飛び込んできた。 悲しみ… 怒り… 憎しみ… 何で例えたらいいんだろう。 いっきに湧きあがるドロドロと醜い感情。 俺の前でしゃがみ込む美羽に駆け寄るよりも… 俺は… 男の胸ぐらを掴んだ。 放心状態の美羽。 男が宙に舞った。 俺の拳が、男の頬を殴りつけた。