SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~


 「美羽が… 美羽が… 」


女の子は息切らしてるし、美羽の名前しか言わない。


 「美羽がどうしたのかなぁ?? 」

焦る気持ちを必死で抑え込んで、冷静に、女の子を落ち着かせる。



息がだんだんと整って…


 「美羽が、竜君に、元彼に… 」
ハァハァ。

 「連れて行かれた… 」


目の前が真っ暗になった。


 「君、校内案内して… 美羽探すから… 」


返事なんて確認する余裕なんてなくて、その場を走り出した。


後ろから必死に俺についてくる美羽の友だち。


本当なら… 彼女のペースに会わせるのが正しいのかもしれないけど…
今の俺にはそんな余裕なんてない。