両手を押さえこまれて、身動き出来なくて… 「竜… ヤメテ…」 懇願しても、竜の怒りはおさまりそうになくて。 竜の顔が近づいてきて… キスされるって直感で感じて、慌てて顔をそむけた。 「いい度胸してるじゃん。」 むりやり、竜の手があたしの顔を正面に向ける。 抵抗しようと、力を入れるけど… 男の竜の手にはかなわない。 少しずつ… 少しずつ… 正面を向いてしまう顔は、頬のところにむりやりかかる竜の手の力で痛くてたまらない。 怖いのに… イヤなのに… 鉄兄の笑顔が頭の中、いっぱいに溢れてる。