キンモクセイ~不思議な友情物語~



桂がいなくなったリビングは急に静かになった。


早速作業をはじめたらしい桂を窓から見てみる。





さっきまであった笑顔がない。



畑仕事しながら一人でヘラヘラしてるほうが気持ち悪いけど。



なんか、いつになく投げやりなやりかただった。







あたしもお姉ちゃんがいなくなったとき、何も考えず作業に没頭したときがあった。



















嫌な思い出を、考えないように。思い出さないように・・・。







片付けが終わり、外に出た。