気づくと、もう夜になっていて 二人ともおなかがぺこぺこだった 桂が温かいご飯を作ってくれた やっぱり、形は歪(イビツ)だったけれど。 やっぱり、すごくすごく、おいしくて、 すごく…幸せな気持ちになれたんだ…。 それからお風呂に入って、たくさん話して、寝るときも、おやすみって、言った。 これがどんなに嬉しかったか、言葉では言い表せないほどだった―