苦痛のあまり、床に膝をついた暁さんが次の言葉を発する前に菖蒲さんは人形の喉元を指で思いっきり握りしめる
『か…はっ………。』
「危なかったですわ。
たしか貴方は声の能力の持ち主。
使われなくて済んでよかった。」
そしてきゅっと彼女は人形の喉元を捻る
暁さんは声がでなくなったらしく、ただヒュ-ヒュ-と荒い呼吸をするだけだった
「これ何でしょう?」
彼女はそんな暁さんを嘲り笑いながら、スッと人形から何かを取り出した
「髪の毛…?」
「そう髪の毛よ。
私の能力は、人形に誰かの身体の一部を入れることで、その人形でその人を好きにできるのよ。」
「…!!!!」
「ほぅら、みんなの分も、ね。」
そして、沢山の人形を何処からか取り出した

