「 あのぉ.....
ちょっとぉ...... 」


誰かが俺の事を揺すってる。



人が気持ち良く
寝てるっつーのに。



「 あ゙ぁ? 」


「 そのアタシの席なの..... 」



俺の前にはあの日出逢った
お前の姿が立っていた。



俺は驚いた声で「わりぃ....」
その一言だけ言った。



お前は俺ににこっと笑って
席に着いていった。