ーーーー 柑瑠(かんりゅう)の曲調は音調も流れる音の早さも 独特で、音調を掴み最後まで舞えたのは今までたった一人しかいない。 今 流れているのは柑瑠のしらべ 息ができない 自分の意識がアイツに呑み込まれていく 澄んだ空気の中にアイツはいた まばたきもしないで、美月の舞に見入った。 美しくて、 優しく透きとおるような そんな舞だった