周りの目なんて関係なく、私たち二人の間だけ、時間が止まっているように感じる。


竜二の胸は温かくて、甘い匂いがして、居心地が良すぎて離れたくない。

ずっと、このままでいたいよ…。


私が踏み入れた世界が、想像を超えた世界だと思っても、それでも好きなの。


竜二となら、どんな場所にでも行ける。


どうして、こんなに好きなんだろう。


それは、きっとこの心強さ。


初めて会った日から、本当はずっと感じていた強さ。


私は、そんな竜二を好きになっていた…。