「愛美~♪」


「柚~!!」


かなり久しぶりに、柚と昼間に会う事になった。

「久しぶりじゃない~」

「柚は大袈裟!三日振り」


そう言うと、二人で大笑いをした。


「だって、今までは毎日会ってたじゃない」


「まあ、それはそうだよね」


そっか。


言われてみれば、今までは毎日会ってたもんなぁ。


20歳になり、学校も卒業した私たちは、学生の頃より、会う機会が減っていた。


「愛美!」


「愛美さ~ん!」