「!!!」 アタシはびっくりして、座ったまま後退りしてしまった。 「皆様揃った様なので、これからルールを説明させていただきます。」 下を向きっぱなしだった翔太が顔をあげる。 皆も、男に視線を集めた。 ルール…? 「今から皆様にやっていただくのは、殺し合いです」 男はニコリと笑い、確かにこう言った。 え… 「戦場は皆様が通っている学校です。それぞれお一人様に一枚、カードを渡します。それが、ご自身の武器になります」