いつもの登校時間よりも早く校門をくぐった俺。



体育祭当日、実行委員は7時半に集合。



朝の少しヒンヤリした空気が俺の眠気を冷ましてくれる。



今日が本番。朝から気分が良くなるような青空。



青空と、心地いい風が俺を包み込む。



そして、ふと思う。頭に浮かぶ。



あいつの事。



俺は間違っているなかな・・・・・。



あいつを困らせてるんだろうなって思う。



俺はこのままあいつを好きでいていいのかな?



誰かを好きになるとか、初めてのことで俺には分からない事だらけだ。



不安になる。そんな気持ち。



出来ることならあいつの困った顔なんて見たくない。



俺の存在があいつをそうさせてるのなら、俺はどうすればいい?。



ゴメン…それでもさ…この思い……諦めたくないんだ。



それでも好きだっていう気持ちが止まらないんだよ。