「留依奈さんを…守ろうとしたんですよね?」 私は明さんを鏡越しに見る。 私の言葉に明さんは、目を大きくし…少し驚いた表情をした。 そして、深く息をしてからとても小さな声で言った。 「そうだよ…」 「…どういう事だ?」 鬼下刑事は 私と明さんね顔を交互に見る。 「あの日、留依奈は俺の部屋に来たんだ…」 明さんは3年前の転落事故について話始めた━━━… ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 《明side》 3年前の 転落事故があった日の夜。 その日は桜が咲き乱れ、 夜桜が綺麗な夜だった━━━