ブラック or ホワイト




次の日━━━…


「お世話になりました。」
私は、島岡さん、森さん、木枝さんに頭を下げる。


「また、来るからな♪」
無邪気に言う星斗君。



「いつでも来て下さいね。」


船着き場で
3人の笑顔に見送られ…


私と星斗君は蒼島に別れを告げ、東京に向かう━━━…




“透き通った綺麗な、スカイブルーの海。また、見たいな”

潮風に当たりながら
そんな事を思った。