ブラック or ホワイト





ザーーーーー

窓に打ちつけてられている
雨の音が部屋な響く。



「金田さん…私に話してくれましたよね?今回の事件の真相を。」


「ああ…」
金田さんは首を縦に振り、頷く。


「金田さんの推理だと、言い争ってたのは…
敬太と健一郎さんで。
口論の末、敬太は健一郎さんを殴ってしまう。
その直後、部屋に入ってきたある人物によって敬太は後頭部を殴られた、と。
本当に完璧な推理です。」


「それは、どうも。」

苦笑いしながら、金田さんは煙草に火をつける。