「ねぇ、聞いて敬太! 今度、なおちゃんと海行くんだ!」 おい、俺の話を聞け… って…海って… 蒼…島か? 俺は、星斗が蒼島に行く事を知る。 これはチャンスだ。 「星斗…良く聞け。あんな?星斗の家の人はな。俺と星斗が一緒に暮らす事に反対しているんだ。だから、今から俺の言う通りにするんだ━━━━…」 これが 大きな事件になるなんて この時は。まだ。 知るはずもなく。 俺は、心の片隅に、何かモヤモヤを残しながら、蒼島へ向かうのだった。 《敬太side終わり》 ____________