「なんで俺とあやっぺと同じ部屋なんよ。」

先に口を開いたのは敬太だった…。


「あやっぺと一緒の部屋で
寝るなんて考えられへんわぁ。」



敬太のヤツ…………
そこまで言うかっ!



「大変申し訳ございません。
お部屋が6号室しかご用意
出来なかったもので…
大河原様と沢野様が同じ部屋に
なってしまいました。」



島岡さんのは宿泊客用の
部屋の構造を説明してくれた。