ペンションの階段を上り、
2階へ向かう。



2階も1階と同じく
南国風の雰囲気で、
部屋は7部屋ある。

その内3部屋が
従業員用で残り4部屋が
客室になっているみたいだ。


「こちらが2階でございます。大河原様と沢野様が6号室になります。 」


え…………
何か今。


聞き捨てならないような
言葉が…聞こえたような…


島岡さんの言葉を思い出す私。


『“大河原様と沢野様が”…6号室になります。』





敬太と同じ部屋?


ありえないんですけど。