「それだけ?」 「ああ。」 もう、終わった・・・ すべて━━━… 私はこの時… 本当の敬太の気持ちを 知らなかった・・・ 「だったら…ムカつく探偵気取りのバカな女は……消え…」 私の言葉が敬太によって遮られる・・・ 「紅茶飲まないんか?」 敬太の言葉に軽く頷く。 「じゃあ、俺が飲む…」 そう言って敬太は私の紅茶を飲み干した。 「私…もう寝る…」 「俺も…」 部屋の電気を消し、 ベッドに入る━━━