恐る恐る、私は敬太に訊ねる━━━ 何かが…壊れそうで怖かった… 「敬太・・・何があったの?」 ・・・ 私の言葉に敬太は何も答えなかった。 敬太はそっと立ち上がり、紅茶を入れる――― 昨日と同じように・・・ そして、 敬太は一言だけ言った。 「わからない。」と…