てことは、だ。 ふらりとどっかから帰ってきた此方様が、勝手に俺の近くで同じように寝て、こうなったと。 なんだ。 つまりは俺になんの落ち度もないってことじゃないか。 「…………」 まあ。 そんな正当性が通じる相手なら俺もこんな苦労――いや、苦行を長年強いられることもないわな。 とはいえ、このままというわけにもいくまい。 いい加減首の筋が緊張のさせ過ぎで引きつってきちまった。 よし。 ここは思い切って起き上が――