Top☆Secret~幼なじみ君の秘密~




悔しそうな、悲しそうな顔をする。


「ううん!来てくれただけですっごく助かったよ。本当にありがとう」


渉くんにいつものように笑って欲しくて、笑顔を作ってお礼を言う。


「…良かった。早和ちゃんが笑ってくれて…」


渉くんがそう言いながら微笑む。

それを見て、私はいろんな所が痛む体を無理に奮い立たせて立ち上がった。

渉くんには、これ以上心配かけたくない…。

体のいたる所が痛んで、立つのがやっと。

でも、それを気力で補って渉くんに笑顔を向けた。

「ね、渉くん。お願いがあるの…」





















――――――………
――――……


「早和ちゃん…。本当に、それでいいの?」

「うん。絶対に言っちゃダメだからね?」


私のお願い。

それは…