Top☆Secret~幼なじみ君の秘密~




お兄ちゃんがのほんと言い放つ。

そんなにお気楽ではいられないよ…?

恥ずかしすぎるって。

赤くなってきた顔を、体操座りにした膝に埋めた。
























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「…大きすぎませんか?」

「俺はもう慣れたよ」


おじいちゃんの家を見て放った第一声は、この一言。

しかも、お兄ちゃん…慣れたって、恐ろしい…。

私は一生慣れそうにない。

というか、迷子になりそう…。


「いらっしゃいませ。司様、早和様」


広い広い庭を抜けると、玄関で丁寧にお辞儀をして、メイドさんが出迎えてくれた。

庭…というか、庭園を抜けるのに15分はかかったよね?

陽碧家のお庭も広いけど…ここの比になんて到底ならない。

本当に、広すぎる。

それに、こっちは洋風の庭園。

外国に来たみたいな錯覚を起こしてしまいそう。

芝生の間に小路があって、そのサイドにはたくさんの種類の花が咲き乱れてる。

芝生の上にはベンチなんかもあって。

色とりどりの綺麗な花で作られたアーチがいくつもあって…。

絶対に一日じゃまわりきれないって。

すごく広いのに、きちんと手入れがされていて、本当に綺麗なお庭。

…しかも。