Top☆Secret~幼なじみ君の秘密~



「ぬいぐるみ…」

「欲しかったんだろ?いらねぇんなら返すぞ?」


ポカンとしている私に、明はイジワルな笑みを付けてぬいぐるみを差し出す。

私がいらないなんて言う訳ないのがわかってるのに。


「…いる♪」


欲しかった。だって可愛いんだもん。

…だけどね?

私は、明が私のためにとってくれたって事実のほうが嬉しいんだ。

明が関わると、ただのぬいぐるみでも特別なものに見えるから。

やっぱり、明ってすごいね。


「ありがとっ」


明を見上げてにこっと笑う。


「こんなに可愛い笑顔でお礼を言われたら男冥利に尽きるよなぁ?お兄ちゃんっ。よかったじゃねぇか」


おじさんがニヤニヤしながら言う。

おじさん、お世辞が上手いなぁ…。

私なんて可愛くないのに。


「~~~っ…///」

「明?どうしたの?顔赤いよ?風邪でもひいた?」


ふと隣を見ると絶句した明の顔が赤い。

風邪ひいちゃったのかな?

だったら安静にしといたほうがいいよね?


「大丈夫?キツイなら帰ろう?」

「いや、違うから…////。大丈夫だ」

「でも…」

「本当に大丈夫だから。…心配すんな」


そう言って明は私の頭をポンポンと撫でる。

いつも通りのそのしぐさに安心した。


「なんか他に欲しいのあるか?とってやるよ」


そういえば、弾は後1弾残ってる。

…何がいいかな…。

棚を端から見ていく。