「じゃあいいじゃない♪明日は私が早和のメイクとかしてあげる♪その代わり、早和には着つけをしてもらうけどね?」
「あ、ほんと?明日どうしようかと思ってたの。良かったぁ…」
結希ちゃんの申し出にほっと息をつく。
私はあんまりメイクとかした事がないから、正直どうしようかと思ってたんだ。
髪もいじった事なんてほとんど無いし。
結希ちゃんは今時の女の子だからそういう事が上手なんだよね♪
「あ、早和っ!あそこ行こっ!」
「えっ!?結希ちゃん!?」
突然結希ちゃんに手を引っ張られてびっくりする。
そうして連れてこられたのは…
「…浴衣売り場?」
「当たり♪」
私達の目の前には、さまざまな色の浴衣、浴衣、浴衣…
黒や白、ピンクや水色等、色もデザインもたくさんあって可愛いものから色っぽいものまでいろいろある。
「どうせ行くなら可愛いの選ばなきゃね?」
隣で結希ちゃんが楽しそうに笑った。
「…買っちゃった…」
結希ちゃんと2人で選ぶ事数十分。
悩みぬいた末、結局決まった浴衣。
「本当に似合うかな…?」
「ぜっったいに似合うから!明日の明の反応が楽しみね?」
「うう…。明だってきっと呆れちゃうよ…。こんな浴衣…////」
浴衣の入った袋を見つめる。
絶対に似合わないって…。
私は、買った事を早くも後悔し始めていた。

