おぶって俺の部屋に連れてった。


「外でこんな薄着で寝てたらいくら
夏でも風邪ひくっつーの、バカ!」



麻緒を起こさないように小さな声で言った。


俺の部屋にあった毛布を掛けてやった。

するとゆっくり瞼が開いた。


「あ…わりぃ…起こした?」


「ううん。雄也の部屋久しぶり…
この毛布も雄也の匂い…」


そう言うと泣き出した麻緒。

「麻緒?どうした?俺姉ちゃんと大和さんに怒られちまうよ」


少し微笑み混じりで抱き締めながら言うと


「雄也逢いたかったぁー!」

と言った。

麻緒が可愛いすぎて…


「俺も…ずっと逢いたかった…
こうやって抱きしめたかった…
いままでよく麻緒なしで頑張ったと思わね?
でも明日ゎ麻緒なしぢゃダメらしい」


俺ゎそのまま麻緒にキスをした。