この二人は信じたい…。 小さくうなずいて、二人についていった。 いったのは屋上。 金井くんの顔が、うかんだ。 「ほら、連れてきたぞ」 千佳ちゃんがあたしの背中を押した。 反動で、軽く前にすすむ。 連れてきた、って…誰かいるの? あたりを見ても、誰もいない。 もしかして、幽霊!? この二人、霊感あるの!? 「…サンキュ」