たったひとりの王子様 [完]




とつぜんの告白。


あたしは、ずっと前から由宇のことが好きだった…?


頭が、泣きつかれたせいかまわらない。



「だから…由宇と、付き合うと思ってた。

…なのに! なんでフッてんだよ! 自分の気持ちに、なにウソついてんだよ!」



金井くんの怒った声。


あたしは、黙っていることしかできない。




「もしかして」、と金井くんがゆっくり言葉を言った。